コトラ代表の大西利佳子による新連載「組織マネジメント教室_金融の未来を創る 人材戦略と現場マネジメント」（全6回）が、本日12月16日発売の「週刊金融財政事情」にてスタートしました。

激変する金融機関の経営環境において、未来を創るカギは現場のミドルマネジメント層が握っています。本連載では、若手・中堅が成長と組織貢献を明確に実感できる仕組みの必要性を提起します。

連載第1回では、「人材育成はスキル・キャリアの可視化がカギ」と題し、従来のOJTの限界に対応するため、「意識変容」と「リスキリング」の重要性を強調しました。

大西は、マネジメント層に対し「仕事をスキルで捉える視点」へのシフトを提案し、具体的な施策として、職務スキルと成熟度を可視化するシンプルな仕組み「スキルラベル」の活用を推奨しています。これにより、若手の成長実感が向上し、評価・フィードバックの明確化を通じて、組織に良い成長サイクルが生まれると述べました。

金融機関の未来は現場からつくられるという強いメッセージを込めた連載に、ぜひご期待ください。

「週刊金融財政事情」

一般社団法人金融財政事情研究会（https://www.kinzai.or.jp/）が1950年に創刊した金融専門誌。 金融機関の経営、金融行政・金融政策、金融市場などのテーマを中心に、実務家向けの解説や取材記事を掲載しています。紙の雑誌に加え、「きんざいOnline」などのオンライン媒体を通じて記事を提供しています。