「人が変われば、企業が変わる。仕組みが変われば、人が活(い)きる」。金融やコンサルティングなどを中心にプロフェッショナル人材紹介事業を手掛けるコトラはこうした理念を掲げている。大西利佳子社長(48)は、前職の日本長期信用銀行(現SBI新生銀行)が一時、国有化され、組織が変わった経験を持つ。創業以来20年連続黒字の同社が目指すのは「ハードな課題に全力で立ち向かうプロ集団」だという。
――人材事業の特徴は
「もともと私がいた長銀は、日本におけるコーポレートファイナンス(企業による資金調達)や投資銀行業務のはしりだったこともあって、(買収した企業の価値を高めて売却する)バイアウトファンドや不動産ファンドなどのスペシャリストを中心に始めました。現在も金融やコンサルティングなど専門性が高い分野が多いですね」
■記事はこちらからご確認ください。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230606-MMJAT56E2JM37FFTCXZHBIYMDY/