GX人材の求人2年で10倍 スコープ3開示、即戦力争奪
年収1500万円以上の人材も
企業のGX(グリーントランスフォーメーション)を担う人材の需要が急拡大している。人材仲介のコトラでは2022年に受けた求人件数が2年前の10倍以上になった。温暖化ガス排出量の「スコープ3」の計算や開示など、特定分野に強い人材を探す事業会社が増えているという。環境関連の開示は量・質ともに年々求められる水準が上がっており、社内での育成では間に合っていない実情が浮かぶ。
企業が希望する人材を確保するためのポイントは何か。コトラの宮崎氏に聞いた。
―求められるGX人材とは。
「ESG(環境・社会・企業統治)対応は財務情報だけでなく、非財務情報の開示を通じて様々なことを関連付けて考える必要がある。管理系では多岐にわたるステークホルダーと話せるコミュニケーショ力も求められている。(需要には)まだまだ足りていない。報酬も上がっている」
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https://www.nikkei.com/prime/gx/article/DGXZQOUC108G50Q3A110C2000000